認知症は主に4種類に注意!その原因と初期症状の徹底解説

認知症の原因と言えば、アルツハイマーと思っている方も多いのですが。実は、認知症の原因はアルツハイマー以外にも複数存在しています。

 

認知症とは、認識能力、思考能力、判断能力が障害を受けて、社会生活にきたすようになった状態の事を言います。ここでは、主な認知症の4種類の原因について、初期症状と併せて解説します!

 

 

 

認知症の原因①:アルツハイマー型認知症とその症状

アルツハイマー型認知症は、認知症の最も代表的な原因です。アルツハイマー型認知症は、40歳から90歳までの間に発症すると言われています。特に、65歳以上が発症しやすいと言われています。

 

アルツハイマーには、4つの初期症状があります。

 

  • アルツハイマーの初期症状①:記憶障害

物を置いた場所を忘れたり、後片付けを忘れたりする。他には、同じことを何度も繰り返し言ったり、聞いたりする。かなり重要な約束や話を忘れる。

 

  • アルツハイマーの初期症状②:見当識障害

曜日や日付などを何度も聞く。時間も何度も聞く。

 

  • アルツハイマーの初期症状③:自発性や意欲の低下

これまで続けてきた趣味や習い事に対して関心がなくなる。あるいは、これまで見ていた新聞やテレビを見なくなる。外出したり、人と会ったりすることがなくなる。一日中ぼんやりとしている。

 

  • アルツハイマーの初期症状④:怒りっぽくなる

すぐに怒る。

 

 

アルツハイマーになると、上記4つの初期症状が見られます。

 

アルツハイマーになる原因

アルツハイマーになる原因は、「加齢」、「生活習慣病」、「遺伝」が主な原因として挙げられます。アルツハイマーの原因として最も大きい要因は、「加齢」です。アルツハイマー型認知症の有病率は、年齢が5歳上がるごとに倍増してくと言われています。

 

生活習慣病もアルツハイマー型認知症の原因になります。中高年で高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病になってしまうと、高齢になってときのアルツハイマー型認知症の発症率が高くなることが分かっています。

 

また親や兄弟に複数のアルツハイマー型認知症の患者がいる人の場合、そうでない人に比べると、発症率が高くなることが分かっています。その他にも、タバコや過度な飲酒、頭部外傷などのアルツハイマー型認知症を引き起こす原因になり得ると言われています。

 

認知症の原因②:脳血管性認知症とその症状

脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が原因で起こる認知症です。脳血管性認知症の初期症状は、主に3つあります。

 

  • 脳血管性認知症の初期症状①:実行機能に障害が起きる

自分がこれまで出来た技術や知識を使うことが難しくなってしまい、日常生活が困難になってくる。例えば、着替えがスムーズに行えなくなる、といったことが起こります。

 

  • 脳血管性認知症の初期症状②:考えるのに時間がかかる

質問しても、なかなか答えが返ってこないことが起こります。問いかけてから、時間が経ってから返答するので、こちらからすると質問が聞こえなかったのかな、と思ってしまうほどです。

 

  • 脳血管性認知症の初期症状③:感情が不安定になる

急に、涙もろくなったり、怒りっぽくなったりします。つまり、感情が不安定になり、感情の起伏が激しくなります。あるいは、急に無気力になってしまうこともあります。

 

 

脳血管性認知症になると、上記3つの初期症状が見られます。

 

脳血管性認知症になる原因

脳血管性認知症は、いきなり認知症の症状がでません。脳血管性認知症になる人の多くが、何回か脳梗塞や脳出血などの脳血管障害にかかっています。なので、脳血管性認知症の原因は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害と関係しているので、注意が必要です。

 

認知症の原因③:レビー小体型認知症とその症状

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症と症状が似ています。レビー小体は、脳の神経細胞内で作られる、変異型のたんぱく質を含む沈殿物です。

 

レビー小体型認知症には、3つの初期症状があります。

 

  • レビー小体型認知症の初期症状①:手足がふるえる

レビー小体型認知症になると初期症状として、手足の震えや動きの緩慢が起こります。(※アルツハイマー型認知症の場合は、末期段階で、手足の震えが起こります。)

 

  • レビー小体型認知症の初期症状②:日によって症状が変化する

患者の症状が、日や時間帯によって変わります。体調が良いときと悪いときでは、大きく差があり、そんな状態が交互に起こります。

 

  • レビー小体型認知症の初期症状③:幻視が起こる

レビー小体型認知症の代表的な症状として、幻視や妄想を繰り返す、というものがあります。

 

 

レビー小体型認知症になると、上記3つの初期症状が見られます。

 

レビー小体型認知症になる原因

レビー小体(変異性のたんぱく質)が、大脳皮質や脳幹にたくさん集まることによって、神経細胞が壊れ減少してしまう。そのため、神経伝達を正常に行えなくなり、認知症の症状が起こります。

 

認知症の原因④:前頭側頭型認知症とその症状

前頭側頭型認知症は、前頭葉や側頭葉に委縮が見られる前頭側頭葉変性症の1つです。多くの患者が、65歳未満で発症しています。前頭側頭型認知症の初期症状は、次の2つあります。

 

  • 前頭側頭型認知症の初期症状①:わがままな行動をとるようになる

前頭側頭型認知症になると、わがままで自分勝手な行動をとるようになります。また、自分の行動を制御できなくなり、反社会的な行動をとることもあります。

 

そして、性格にも影響があります。思いやりに欠ける言動を言ったり、他人の意見を聞かなくなるなど、自分勝手なふるまいが多くなります。

 

  • 前頭側頭型認知症の初期症状②:行動がワンパターンになる

毎日、同じものを食べる、同じ洋服を着る、同じ場所に行く、などというワンパターンな行動を続けたりします。

 

 

前頭側頭型認知症になると、上記2つの初期症状が見られます。

 

前頭側頭型認知症になる原因

前頭側頭型認知症は、前頭葉や側頭葉に委縮によって起こります。

 

 

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